レモモモン? マクドナルド・改名バーガーズのネーミングがひどすぎる件

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レモモモン? マクドナルド・改名バーガーズのネーミングがひどすぎる件

最近、目につくイケてないネーミング…。
「●●のネーミングがひどすぎる件」では、そんなネーミングの失敗事例を反面教師にしてネーミングのコツを探っていきます。

今日、Twitterでこんな記事を見つけました。

\ 発表!/ 新たな名前は「乗かるび」「ニコタマ」「レモモモン」に決定🎊
さぁ、いよいよ #改名バーガーズ たちの生き残りをかけた決戦投票💥がはじまるぞ❗️
明日5/8(水)発売開始

(引用元:Twitter 日本マクドナルド公式アカウント)

ということで、今回の事例はマクドナルドの改名バーガーズ3商品「乗カルビ」、「ニコタマ」、「レモモモン」です!

「改名バーガーズ」はマクドナルドで明日(2019.5/8)から販売される期間限定商品です。
過去に販売されて人気を博した商品を以前とは名前を変えて登場させた復刻版なのです。

改名バーガーズ|McDonald’s Japan

人気商品の復刻版なので喜んでいる人が多いと思いきや、

「ネーミングセンス皆無」
「安定のダサさ」
「注文したくない」

と、商品のネーミングに非難轟々なのです。

どの辺がイマイチなのか、残念ポイントを分析してみます!

「乗カルビ(じょうかるび)」というネーミングの残念ポイント

まず1つ目の商品は「乗カルビ(じょうかるび)」。

以前は「かるびマック」という商品名で販売されていた人気商品です。

● 100%ビーフパティの上にタレに漬け込んだカルビが「乗」っかっている
● 焼き肉の「上カルビ」をもじった

ということで、「乗カルビ(じょうかるび)」。

まず、「乗」という漢字が食べ物っぽくないです。
それに、意味内容からすると、漢字は「乗る」ではなく「載る」じゃないですか?
こじつけ感が満載です。

あとはネーミングの由来が分かり難く、感情移入し難い。
これもマイナスポイントです。

Twitterで、

「乗かるび(のっかるび)かとおもた」

というコメントがありました。

「タッカルビ」に引っ掛けているんですかね。
こっちの方がネーミングとしては面白いかもしれません(笑)

ネーミングは

● 由来が分かり、納得感を持ってもらえること
● ファンやユーザーが感情移入しやすいこと

が大事です。

「乗カルビ(じょうかるび)」はこれらの点を満たしていないところが残念ポイントです。

「ニコタマ」というネーミングの残念ポイント

2つ目の商品は「ニコタマ」。

以前は「たまごダブルマック」という商品名で販売されていた人気商品です。

● ビーフパティが「2枚」挟んである
● 目玉焼き、即ち「タマゴ」が挟んである

ということで、「ニコタマ」。

二子玉川の略称「ニコタマ」を持ってきたところは悪くありません。
ただ、「ニコタマ」という名前にするなら、タマゴ系の具材を2枚 or 2種類入れて欲しいですよね。

ビーフパティが2枚だから「ニコ(2個)」というのはかなり強引。
商品名から期待される商品の内容と、実際の商品の内容が合っていないんです。

ネーミングは

● 商品の内容をイメージしやすいものにすること

が大事です。

「ニコタマ」は名前自体は悪くないけれど、名前と実際の商品の内容が合っていないのが残念ポイントです。

「レモモモン」というネーミングの残念ポイント

最後、3つ目の商品は「レモモモン」。

以前は「アイコンチキン ソルト&レモン」という商品名で販売されていた人気商品です。

● 鶏の「モモ」肉を使っている
● 「レモン」風味の味付け

ということで、「レモモモン」。

「レモモモン」がダントツに評判が悪いです(笑)

レモモモンは言いたくない(^▽^)

「乗カルビ」と「ニコタマ」はまぁ分かる、但し「レモモモン」、テメェはダメだ
なんだ、「レモモモン」って…
「モ」2つ、何処から持ってきた

と、不評の嵐…。

「レモモモン」は「モ」が3つ続くので発音し難いんですよね。
注文するのが恥ずかしいと言っている人もいました。

私のような世代だと、一昔前の食器用洗剤「ママレモン」を思い出してしまいます。
あんまり食欲をそそられない(苦笑)

ネーミングは

● 発音しやすく、覚えやすいものにすること

が大事です。

「レモモモン」はとにかく言いづらい。
唇を噛んでしまいそうなのが残念ポイントです。

「モ」を3つも続けちゃダメよ…。

まとめ

「マクドナルド・改名バーガーズ」を反面教師として導き出したネーミングのポイントは、

(1)由来が分かり、納得感を持ってもらえ、かつ、ファンやユーザーが感情移入しやすいこと
(2)商品の内容をイメージしやすいものにすること
(3)発音しやすく、覚えやすいものにすること

でした。

単に奇をてらった、インパクトだけのキラキラネームを付けてもお客様はついてきてくれません。
お客様がその商品名を口にするシチュエーションをイメージして、長く愛される名前を考えてくださいね!

ネーミングに興味が出てきた人へ

ネーミングに興味が出てきた方はぜひ以下の2つの記事も読んでみてください。きっと、気付きがあるはずです。

商品価値を高める! 取引先への「ネーミング支援」|「近代セールス」2021年11月1日号掲載記事

ネーミングのコツ。センスの良い商品名を作るための5つのポイント

他のネーミングの記事はこちらから。

この記事を書いた人
弁理士・山田 龍也
クロスリンク特許事務所 代表弁理士。知財活用コンサルタント・ネーミングプロデューサーも務める。 中小製造業によくある「良い商品なのに売れない」のお悩みをローテク製品の特許取得、知的財産(特許・商標)を活用したブランドづくり、商品名のネーミングで解決している。
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